評価・運営体制 疾患研究の推進

疾患領域に関連した研究開発

AMEDが推進する研究開発は、第3期では、第2期に引き続き、がん、難病の視点でプロジェクトを横断して連携協力を調整する体制を構築するとともに、生活習慣病、神経疾患・精神疾患、老年医学・認知症、成育、歯科口腔保健については、各疾患に注目しつつ、ライフコースの視点で全体的なマネジメントを導入して研究開発を推進します。

疾患研究推進における疾患領域コーディネーター

AMEDの研究開発推進において、疾患領域への対応を推進するため、豊富な経験を有する疾患領域コーディネーター(DC)を配置します。DCは、担当する疾患領域に関して、当機構の理事長、理事、執行役、統括役、推進役及び各統合プロジェクトのプログラムディレクター(PD)等に対して、次に掲げる業務を、高度な専門的知見をもって行うことを基本的な任務とします。例えば、以下の任務を担います。

  1. 疾患領域の推進に関する戦略立案
  2. 各事業間の連携方策等に関する提案・助言
  3. 疾患領域関連事業の予算規模及び研究開発状況等の把握
  4. その他疾患領域関連事業のマネジメントに必要な事項

AMEDにおける疾患領域マネジメントの体制

各統合プロジェクトを運営する事業部が、個別課題における評価、契約管理、執行管理に関する業務を実施します。研究開発戦略推進部は、各事業部と連携し、疾患領域関連事業の個別課題の評価や進捗等を把握しつつ、研究開発の加速、成果の最大化に向けて、疾患領域コーディネーターの下で疾患領域視点のマネジメント(疾患領域の推進に関する戦略立案、事業間連携や企業導出に関する事業部への提案・助言等)を実施します。

【疾患領域コーディネーター(DC)】
疾患領域 氏名 所属・役職
がん 間野 博行 国立研究開発法人国立がん研究センター 理事長・研究所長
難病・希少疾患 楠 進 学校法人近畿大学 名誉教授・客員教授
ライフコース 片桐 秀樹 国立大学法人東北大学 SiRIUS (医学イノベーション研究所)所長

最終更新日 令和7年6月2日